近年駒場キャンパスでは、教育棟の改築やら増築やらが進んでます。この理想の教育棟なる建物も最近竣工したもの。

ガラスとコンクリートの外壁でできた、いかにも現代的な建物といった趣です。


ぼくが最初に駒場に来たときは、まだ昭和の香りの漂う古い建物が多かったのですが、最近はどんどん新しくなっちゃって、大学っぽい趣がない!
個人的にはアメリカの大学にあるような石造りの建物が好き。イェール大学のキャンパスを訪れたときはびっくりしました。中世の大学を思わせる(見たことないけど)クラシックな石造りの教育棟が街全体に散在していて、文字通り象牙の塔といった感じでした。象牙の塔でいいじゃん、大学なんだし!
どういう環境、というか建物のなかで勉強するかというのは意外に重要だと思います。思うに、非日常的な空間の内部でこそ日常的な発想とか因習から脱却できるという面もあるわけで、わざわざ大学に足を運んで勉強するのも、そういうところに意味があったりするわけです。非日常的な空間がイノベーションを生みやすくするならば、キャンパスって「俗世間」(といったら申し訳ないけれど)から隔絶されたような異界であってほしい。個人的な好みにすぎないけれど。
大学を選ぶときも、やっぱりキャンパスの雰囲気ってとても大切ですよね。大学の方も、学生に何としてもここで勉強したいって思わせるようなキャンパス作りを目指した方が、へんてこな学部学科をでっち上げるより多くの学生を惹きつけるような気がするのです。
posted by 大学偏差値情報局 at 16:43
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管理人のキャンパスライフ