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「無試験で入学できる大学:大学全入時代の恐怖」
要するに、2009年以降の大学全入時代には、試験で名前を書いただけで合格できる大学が8割程度になるという話でした。つまり、入学試験で生徒をふるいにかけて合格者を選ぶ大学は全体の2割程度になるわけです。
さて、こんな「無試験大学」についてどう思われますか?
あなた「無試験では入れるの?超楽じゃん!ラッキー♪」
まあ、楽なことは確かです、無試験(あるいは、形だけの試験)ですから^^;
でもね、、、
入口が楽だからといって、出口まで楽とは限りませんよ(p_-)
つまり、無試験大学は、楽に入学できても、楽に就職できるとは限らないということです。いや、就職は確実に厳しくなると思われます。
入試のない大学が8割になったらどうなるか。
勉強(=努力)をしない大学は明らかに増えますよね。無試験大学の出身者=勉強という努力をしなかった学生です。
ぼくは塾で仕事をしているのでわかりますが、今の低学力の生徒は、2時間我慢して机に座っていることも難しい、本や新聞をまともに読んだことがない、使えるのは携帯電話だけ、というレベルの人が多いんです(-_-;)
そんな学生を企業が欲しがると思われますか??
努力をする、2時間我慢して机に座る、本や新聞を読むという能力は社会に出てからも必要とされる能力です。
ですから、当然、企業側は、入試をきちんと行っている大学の学生、つまり試験に受かるために努力をした学生を採ろうとするでしょう。
だから、「無試験だから楽」という安易な考えで大学に入ってしまうと、大学からの出口がない!ということにもなりかねません。
やはり、ちゃんと勉強をして、まともに試験をする大学を受けることは大切なんですね。