今日は「夏休みの勉強法:これだけはやってはいけない」というタイトルでお話してみたいと思います。もちろん、夏休みは勉強しなくていいという話ではありません。むしろ、夏休みに勉強熱心な受験生がはまってしまいがちな落とし穴があるんです。大学受験生、特に予備校生は要注意です。
その罠とは、、、
その罠とは、ずばり夏期講習を取りすぎること!
何といってもこれです。これだけは絶対に避けてください。予備校の夏期講習に限らず、学校の補習授業も、欲張って取りすぎないようにしてください。
勉強熱心な生徒ほど講座をたくさん取ってしまう傾向があるようですが、取れば取るほど消化不良になって逆効果です。それ以上取ってしまうと、授業の予習だけで手一杯で復習の時間がなくなります。復習しなければ当然学習内容は身につかないので、通学時間、予習時間、授業時間、そして受講料が無駄になります。
夏期講習を取るなら、復習の時間を計算に入れて講座を取ってください。復習はいつするんでしたっけ?そう、その日のうちに。学習した直後に、覚えているうちに復習するのが、勉強法の鉄則。
ぼくがこういうことをしつこく言うのも、失敗例をいくつも見てきたからなんです。夏期講習を1日4コマくらいとって、朝から晩まで勉強しているんだけど、さっぱり成績が上がらない。。。なぜか?言うまでもなく、復習の時間がとれないからですね。結局、覚えていないから、2学期になってもう一度同じことを教えなければならないというこの黄金パターン!
では、具体的に何コマ取ればいいのか?そうですね、90分1コマだったら、1日2コマが限度、ぼくなら1コマに抑えます。1コマって、あまりに少ないと思うかもしれません。やらなきゃいけないこも多いことでしょう。でも、学校や予備校の先生に頼らず自分でできることも、たくさんあります。単語を覚えたりとかね。むしろ、そっちの方がはるかに重要。
まとめると、夏期講習は、消化不良にならないように、時間とお金の無駄をしないように、本当に自分が必要な講座(苦手科目を中心に)を厳選して取ってください。自立した勉強が大切ってことです。
じゃ、どうすればいいのか?続きは次回で。