今回はカンタンにできる眠気覚ましの方法をご紹介します。
毎日寝る間を惜しんで受験勉強に明け暮れていると、勉強中に眠くなったり、朝寝過ごしたりすることがあります。言うまでもなく、眠くなると集中力が弱くなり、勉強の効率が著しく落ちますね。眠くなったときはすぱっと寝てしまうのもひとつの手なんですが、この方法を使えば、眠気がシャキッと覚めるのです。
その方法とは、、、
その方法とは、指の開閉運動と屈伸運動です。超カンタンな方法なので、授業中、勉強中にもできますよ。
眠気覚ましのやり方
■指の開閉運動
1.まず、手のひらを床に向けてください(床に向けてじゃんけんのパーをつくる)。
2.次に、指だけを開いたり閉じたりしてみます(指と指をくっつけたり離したりする)。
3.これをできるだけ速くくり返します。
たったこれだけです。
■指の屈伸運動
1.まず、手のひらを床に向けてください。このとき、人差し指から小指までをくっつけた状態で、ぴんと伸ばしておきます。親指はフリーで。
2.次に、指をくっつけたまま、4本の指を曲げたり伸ばしたりします(つまり、パーとグーを交互につくる。ただし、4本の指はくっつけたまま、そして、グーのとき親指は折りたたまない)。
3.これをできるだけ速くくり返します。
これを数分続けると、霧が晴れたように眠気が覚めていきます。集中力が復活します。
ちなみに、上の方法は、ぼくのオリジナルではありません。速読で有名な栗田博士が提案している方法です(栗田昌裕『これは使える!栗田式速読トレーニング』PHP研究所)。
もともとは、指の運動を使った能力開発の方法ですが、能力開発というより、眠気覚ましに有効です。授業中は利き手ではないほうの手でやってみるといいですね。ノートを取りながらできるので。
以上の方法が面倒くさい方は、指をでたらめに動かしてみても効果があります。ただ、多少の負荷があったほうが眠気覚ましとしては効果的です。
カンタンな方法なので、どうぞお試しあれ。