前回に引き続き、今回も英熟語(句動詞)の覚え方をご紹介します。「英熟語(句動詞)記憶法(2):英語の偏差値の上がる話」と題して、句動詞型の英熟語のパターンをガンガンご紹介していきますね!
前記事を読んでいない方のために簡単に復習すると、句動詞型の英熟語では、後ろの形が同じ動詞はだいたい同じ意味になるのでしたね。
では、前回ご紹介した例の他にどのようなパターンがあるかというと、、、
句動詞型英熟語のパターン
※( )の中の動詞はこのパターンの例です。1.V + A with B :
@AにBを与える(provide)
AAをBと結びつける(associate)
2.V + A on B :
AをBに与える(impose)
3.V + A into B :
AをBに変える(translate)
4.V + A of B :
@AをBに知らせる(inform)
AAからBを奪う(rob)
5.V + A from B :
@AからBを引き出す(order)
AAからBを引き離す(tell)
6.V + A to B
AをBの方に向ける(leave)
7.V + A for B
@AをBと交換する(exchange)
AAをBのことでほめる・責める(praise/blame)
ここからは広い意味での第5文型のパターンです。
8.V + O to do
Oをdoする方に向ける(force)
9.V + O into doing
Oをdoする方に向ける(persuade)
10.V + O from doing
Oをdoしない方に向ける(prevent)
11.V + O out of doing
Oをdoしない方に向ける(dissuade)
12.V + A as B
AをBだと思う・言う(regard)
13. V + A to be B
AをBだと思う・言う(suppose)
これくらいおさえてOKでしょう。
やる気のあるあなたは、まず上のリストをコピペしてプリントアウトして下さい。そして、パターンごとにお手持ちの熟語集で確認してみましょう。このとき、前置詞のイメージ・原義に注意して英熟語の意味を理解するようにして下さい。
また、学校のリーダーの授業などでこのパターンに出会ったら逐一確認をとってみるのも効果的。きちんと理解がとれていれば、何度か出会ううちに自然に覚えてしまうと思います。
最後におすすめの参考書を。英熟語を覚えるなら、Z会の『解体英熟語』がいちばんいいと思います。『解体英熟語』のいいところは、それぞれの英熟語に対して詳しい解説がついていることですね。とくに、前回から強調している前置詞のイメージをきちんと解説してくれているので、これを読むことで、なぜその英熟語がそういう意味になるのかが理解でき、とっても記憶しやすいです。一度書店で手にとって見てくださいね。